みんなしあわせになれプロジェクト【皇道經濟でみんなに十億円! 】

みんなしあわせになれプロジェクトを世界に具現化するためには、決して避けて通れない経済格差問題を根本的に解決するための土台になる【皇道經濟でみんなに十億円!^0^♪ 】について詳細に語り続けるブログです。


スポンサーリンク_Google

ブードン大陸2世と1世の謎!

f:id:dennoudoukasen:20150923164619j:plain

 

それは小学校五年生の時だったと思います。

 

何時間目かの授業が終わると、

突然、低学年時代からの仲よし優等生が声をかけて来ました。

 

「ねえ、ねえ、カキやん、ちょっとこっち来て。」

 

カキやんというのは、

いつの間にかつけられた筆者のニックネームです。

 

クラスメイトはそう言って手招きして、

筆者を黒板の脇に貼られた世界地図の前に呼び出しました。

 

そしてアフリカ大陸を指差して、

 

「これがブードン大陸2世」

 

筆者は突然、優等生のクラスメイトからそう言われて、

意表をつかれました。

 

普段の彼は、どちらかというと硬派系で、

あまりそういうカワイイことを言うタイプではなかったのです。

 

「それでねえ…」

 

続いて、そう言いながら机に置かれていた世界地図を開き、

日本の九州を指差して、

 

「これがブードン大陸1世なんだよ。」

 

え?…と思いながら、よく見ると、筆者は、

アフリカ大陸と九州の形が

そっくりであることに気がつきました。

 

「あれ?何これ?同じ形してんじゃん!」

 

…と驚いている筆者を覗き込みながら、

その優等生は、

 

「今度、ゆっくり教えてあげるね。」

 

ともったいぶって、そのまま口を閉ざしました。

 

その日の放課後、帰り路の方向が同じだった彼と、

一緒に歩いていると、珍しく遊びに誘われて、

彼の家の玄関で、当時、なかなかのブームだった

「レーダー作戦ゲーム」をやって遊ぶことになりました。

 

途中で、さっきのブードン大陸のことが気になったので、

筆者は、ちょっと訊いてみました。

 

「ねえ、九州とアフリカが同じ形なのはわかるけど、

どーして大きなアフリカが2世で、

小さな九州が1世なの?普通は逆じゃない?」

 

すると、彼は、

 

「うーん…それはねえ…教えてあげようかな…

あ、でも、やめた。今日は教えない。

このことは、わかる人にはわかるようになってるんだ。」

 

そう答えると、ゲームを中断して、

今日はここまでといって

二人は解散することになりましたが、

その後、彼から遊びに誘われることは

二度とありませんでした。

 

筆者が、このことを思い出したのは、

それからおよそ十五年後のことで、

横浜駅西口駅ビルの中華料理屋で

バイトをしていた時だったのです。

 

…ということで、今日はここまでにして、

続きはまた後日。


スポンサーリンク_Google